カッパの薬(大家庄)

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  1. 昔話・民話

 昔、昔。三枚橋(さんまいばし)に館(たち)の城(しろ)がありましたが、上杉(うえすぎ)方の謙信(けんしん)や景勝(かげかつ)に焼(や)き打ちにされました。その城あとに六郎左衛門(ろくろうざえもん)が、りっばな家をたてました。
 そこで、城のほとりに住んでいたカッパが、六郎左衛門の家の屋根うらに、住みつくようになったそうです。そして、屋根うらのあなから、人間がすることを、そ~っと見ていたそうです。
ある日、カッパが、屋根うらから柱につるしてあったなわをつたって、人間のいるところへおりてきたから、さぁたいへんです。みんな、びっくりして泣(な)く者やらにげる者やら、大さわぎになりました。
 そこで、あるじの六郎左衛門が、いさましくカッパをつかまえて、
「おまえ、何しに来たがや。頭のさら、かちわるぞ。」
と、おどしました。すると、カッパは、
「かんにんしてくれっせまん。そのかわり、よくきく薬の作り方を教えてしんぜるからいに。」
と、あやまりました。
「そんなら、かんにんしたるわい。」
と、六郎左衛門が言いました。
 その薬は、のぼせや女の人の病気によくきいたそうです。
    
 それ以来(いらい)、六郎左衛門のカッパの薬として、近くの人々が、もらいに来たそうです。
 大正時代(たいしょうじだい)までその薬が大切にされ」使われていたそうです。

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